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【初心者必見】テント選びのポイント6選 タイプ、大きさ、価格までおすすめテントを写真付きで解説

最高のテントと出会うために

テント選びはキャンプ初心者にとって最大の選択と言っても過言ではありません。自分のキャンプサイトで最大のギアですから、こだわりの詰まった納得のテントを購入したいものですよね。そこで今回はテントの形状や大きさ、コスパの良い商品まで具体的に紹介しながら皆さんのテント選びをお手伝いします。

テント選びのポイント

1.テントのタイプから選ぶ

テントの形状は大きく分けて3つ。

  • ドームテント
  • ツールームテント
  • ワンポールテント

ドームテントはよく見かける半月状の形をしたテントのこと。

このタイプのテントは、収納時のサイズ感がコンパクトに収まるものが多く、荷物を減らしたいキャンパーにおすすめ。また、現在最も主流な形状なのでラインナップも豊富です。きっとお気に入りの1点が見つかるはず。スリーブに細いポールを通すタイプや、ポールにテント自体を吊り下げるタイプなど、ドームテントの中でも設営方法に違いがあるので購入する際はよく調べて購入すると失敗がありません。

ツールームテントは、ドームテントを拡張してリビングスペースと寝室が一体となっているタイプのテント。

リビングスペースはタープを使用して確保するのも一般的な方法ですが、一体型であれば荷物の数も設営の手間も減らせるので、家族連れの方におすすめ。実際このタイプのテントは大型のものが多く、グループキャンプ向けに作られているものが多いです。リビングスペースのデザインも、蚊帳のついているタイプや開放的なタイプなどさまざま。自分のスタイルに合わせて選んでみてください。

ワンポールテントは、クラシックないで立ちのとんがりテント。

ワンポールの特徴はなんといってもその形。クラシカルなかわいさから人気が高まっているタイプのテントです。設営に関しても、ペグダウンした後でポールを一本立てるだけで実に簡単。設営の楽さではピカイチなので初心者にもおすすめです。ただし、テント内の中心に柱が一本そびえたつことになるのでレイアウトが制限されるのはデメリットです。柱を活用したアイテムや、二股化して内部のスペースを広くする便利アイテムも登場しているので、気になる方はそちらもチェック。

2.使用する人数で選ぶ

テントの購入で重要な点は、大きさ。ソロが中心なのか、家族でキャンプするのが中心なのかで選択は大きく変わってきます。

選び方のコツは、実際に使用する人数プラス1~2人大きめの商品を選ぶこと。ソロ用を探している場合は2人用、4人家族を想定するなら5~6人用といった具合です。中で寝るだけだったり、荷物をがっつり削りたいソロキャンパーなどはぴったりのサイズでよさそうですが、実際には着替えやクーラーボックスを置いたり、ゆとりをもってくつろいだりしたいところ。ぴったりのサイズを選んでしまうとあとから狭くて買い換えたい...なんてことになるかも。サイズアップするときの差額と快適さを天秤にかけて納得のいくほうを選ぶようにしましょう!

3.使用する季節で選ぶ

多くの初心者キャンパーさんたちは夏のキャンプを想定していると思いますが、冬にキャンプをする猛者も中にはいるもの。冬とは言わずとも、春先にキャンプをする機会はあるかもしれません。テントの中には、スカートと呼ばれる、外気の侵入を防ぐ役割を持つ機能が備わったものもあります。こちらはWAQのソロ用テントAlpha T/C。

地面に布を垂れ下げて外気をシャットアウトします。寒い時期でのキャンプも想定している場合は必ずチェックしておきましょう。また、中で薪ストーブを使用できるように煙突穴が装備されているものもあります。中で火を使用するのは非常に危険なので、ストーブ使用の際は換気や排煙のできる商品をチョイスするようにしてください。

4.設営のしやすさで選ぶ

設営はキャンプのたびに必ずするものですので、必ずなれます。しかし、設営に時間がかかったらどうしようという不安もわかります。なるべく楽に設営を終わらせたい!という方には先ほど紹介したワンポールテントがおすすめ。慣れるまではとシワができてきれいに張れないこともこともありますが、やはり柱一本立てれば終了の手軽さは一度経験するとやめられません。それでもなお不安という方は、ワンタッチテントという選択肢もあります。

こちらはQUECHUAというメーカーの3人用ワンタッチテント "2 SECONDS EASY FRESH&BLACK "。デカトロンというサイトで購入できます。あまり聞かないメーカーかもしれませんが、世界51カ国に約1500店を構えるフランス発の世界最大規模のアウトドアメーカーです。



ワンタッチテントはその設営の手軽さから人気を博していますが、可動部分が多く、劣化などでの破損が多いのがデメリット。ただ、めちゃくちゃ便利なのには変わりないので使用するシチュエーションや値段のバランスを考慮して選択肢に入れてみるといいと思います。

5.収納のコンパクトさで選ぶ

収納したときのサイズ感もテントを買う時の要チェックポイント。バイクや公共交通機関を利用する場合はなるべくコンパクトに収納できるものがいいですよね。車で移動するなら小さいに越したことはありませんが、多少スペースを犠牲にしてでもお気に入りのものを買うというのも手です。テントは最大の荷物になることも珍しくありません。デザインや設営方法の他に、収納時のサイズ、そして重量も必ずチェックしておきましょう。

6.インスピレーションで決める!

いろいろ紹介してきましたが、テント選びは結局のところインスピレーションが一番です!

機能性や形状を細かく比較していても、とびきり気に入った色のテントがあって心躍るのであればそれを購入したっていいと思います。キャンプはサイコーの趣味ですから、重要なのは買って使う時のドキドキ感。これまで紹介した特徴やメリットデメリットを理解して、それでも欲しい!と思えるものに出会えたらきっとそれがあなたのテントです。今は便利なアイディアグッズもたくさん販売されており、機能不足などは意外と簡単に解決できたりもします。

知識も大切ですが、最後は自分の直感を信じましょう。好きなギアを揃えて回数を重ねることで、多少機能を削ってもだんだんと大切な相棒に変わっていきます。ぜひお気に入りのテントを見つけてください。

おすすめメーカー

1.WAQ

WAQとは大阪に本社を持つ日本のメーカー。

設立は2017年なのでかなり若いメーカーといえます。WAQのコンセプトは、「アウトドアを通じて人生にワクワクを。」

日本製ですが意外と高コスパで、デザインもかなりおしゃれです。

会社名:WAQ株式会社
本社所在地:大阪市東淀川区東中島1-6-14 新大阪第二日大ビル 1007
公式HPhttps://waq-ec.com/

2.DOD

DODは、1997年に大阪府堺市で創業したビーズ株式会社が手掛けるアウトドアブランド。現在は、ものづくりの街大阪府東大阪市に本社を移して経営する今大人気のメーカーです。

特徴的でポップなウサギのロゴがトレードマークですが、機能性やデザインも申し分なし。商品のネーミングもかなり面白いのでぜひチェックしてみてください。

会社名:ビーズ株式会社
本社所在地:大阪府東大阪市川俣1丁目14番33号
公式HPhttps://www.dod.camp/

4.snowpeak

snow peak(スノーピーク)は、1958年に新潟・燕三条で生まれたアウトドア用品のメーカーです。キャッチコピーは、「人生に、野遊びを。」

ハイエンドな商品を中心に展開しているため、価格はちょっとお高め。ただ、日本製品質の高さはお墨付きで、数多くの熱狂的なキャンパーたちを魅了しています。

会社名:株式会社スノーピーク
本社所在地:新潟県三条市中野原456
公式HPhttps://www.snowpeak.co.jp/

5.QUECHUA(ケシュア)



QUECHUAはデカトロンという巨大アウトドアメーカーが手掛ける、キャンプ用品に特化したオリジナルブランド。かなり安いです。日本製と比較するとやや裁縫が甘いなど欠点はありますが、初心者としては手を出しやすい価格設定になっています。あまりこだわらずに2つ目の軽いサブテントを探している、といった方にもおすすめ。

会社名:デカトロン
本社所在地:フランス
公式HPhttps://www.decathlon.co.jp/

まとめ

いかがでしたか?

テント選びには様々な視点があり、気に入ったものに出会うだけでも一苦労。でも探せば探すだけ新たな発見があり、手に入れたときのワクワクが増します。ぜひ最高の相棒を見つけて最高のキャンプをしてください!

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