次世代サッカー漫画アオアシの4つの魅力

現在絶賛発行中の人気サッカー漫画「アオアシ」

アニメもスタートしその人気は留まることを知りません。そこで、サッカーというありふれたテーマの作品がなぜここまで面白いのかを紐解いていきたいと思います!

アオアシとは

技術的にも精神的にも未熟な青井葦人が、若き才能を開花させる事に情熱を捧げるJユース監督の福田達也と出会い、サッカー人生が大きく変わっていく新たな視点のサッカー漫画。

舞台は高校の部活とは全く異なる価値観を持ったJユース。Jユースとは、Jリーグの各チームが保有する下部組織で、新たな才能を発掘し育成する組織のこと。主人公のアシトは、東京シティエスペリオンズに入団し、学校の部活との違いや、圧倒的な実力、戦術の壁などにぶつかりながら成長していきます。

アオアシが他の作品とは違う異質な点は、このJユースを舞台にしているところ。そして、有能な指導者にもスポットが当てられ、ハイレベルな戦術をチームで共有することにより勝利を手にするという点。一昔前の漫画では、身体能力が化け物の天才主人公が全国優勝まで駆け上がるといったようなアプローチが主流でしたが、現在のスポーツ漫画では、主人公が下手くそだったり、ひ弱な主人公がとにかく愚直に自分の出来ることを考えて成長するという構図が流行りのようですね。

アオアシは何がおもしろいのか

アオアシには他のサッカー漫画とは一線を画す特徴がいくつかあるので順番に紹介します!

  • 高校サッカーではなくユースを題材としている
  • チームの勝利と同時に育成を重視した組織
  • 戦術にスポットを当てている
  • リアリティのある特殊能力

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高校サッカーではなくユースを題材としている

アオアシの舞台は通常の高校の部活ではなく、スカウトやジュニアユースからの昇格、セレクションなどを通過して選ばれた才能ある選手たちが一堂に会するユース。そのうえ、アシトが入団した東京シティエスペリオンはユースの中でもトップクラスのレベルを誇る超強豪です。

そんなユースと高校サッカーとの1番の違いは、本気でプロになることを、全員が最終目的としていること。

部活 ... 仲間と一緒に全国制覇!

ユース … とにかく自分がプロになる

部活のサッカーとは違い、チームメイトはライバル。青春の好敵手というよりも、ほぼ敵。他の誰かを蹴落としてでも自分がプロになるという固い決意のもと、日々厳しい練習に打ち込む。サッカーを楽しむというより、プロになるためのサッカーを習得すべく血眼で練習に取り組む姿に、部活経験のアシトはサイボーグのようだという感想すら抱いています。

また、資金力のあるユースでは必要な道具はいつでも与えられ、何不自由なくサッカーに打ち込むことができます。バイトをしたり、テストで赤点を取って追試のために試合に出られないといったこともなく、とにかくサッカーのことだけを考える姿に、読者も緊張感を共有することができます。

チームの勝利と同時に育成を重視した組織

ユースの福田監督は、チームの勝利を誰よりも厳しく追及する上、毎試合、選手が成長した上で勝つことを念頭にゲームを指揮します。福田監督もまた、選手たちをプロに導くため、自身がプロだったころの経験も乗せ、高い要求をしつつも選手たちの心に寄り添い、成長を促します。

育成した選手の中から1人でもトップチームへ昇格すればよいという生半可な目標ではなく、全員に可能性を見出しより多くのプロを輩出するという情熱は選手たちにも伝播し大きな原動力となります。選手一人ひとりのスキルを高め、「どこに行っても通用するよう教えてきた」と断言する福田監督。

出典:アオアシコミック22巻より

目的は自分のチームの勝利ではなくあくまでも選手たちの未来を切り開くことにあります。理想のボスです。

戦術にスポットを当てている

アオアシを読んでいると、めちゃくちゃミーティングしてます。プロになるため、ユースで教えることの一つに、「プレーを言語化する」というものがあります。どんなにいいプレーをしても、それを言語化し、考えて再現できなければただのまぐれ。プレーの幅を広げるためには自分のやっていることを完全に理解し、戦術として取り入れて再現性を高める必要があるという考え方です。

かつて選手としても天才的だった福田監督は、その独自の理論や戦術を選手たちに授けるためにミーティングを開き、課題を与え、選手達に考えさせます。選手たちはそれを実践し、納得して自分のものにできるまで練習を繰り返し成長していきます。このミーティングシーンでは、驚くほど具体的な内容まで作りこまれ、ゲームの中でそれが描かれてゆきます。私はサッカーにまるで詳しくないのでどこまで実現可能なものかは判断できかねますが、かなりハイレベルでありながら、リアルな内容であるように感じられ、選手たちの温度感が伝わってきます。

リアリティのある特殊能力

私は高校の部活ものなどで、ボルト並みに足の速い高校生や、不自然なほど突出した天才など、あまりに現実離れした登場人物が出てくると興ざめしてしまうタイプなのですが、その点アオアシは結構リアルな内容で描かれていると感じます。

アシトの武器は広い視野。他の選手には見えていないパスコースや動き、体の向きや目線まで頭の中に残すことができ、突然異次元のタイミングでパスを出すなどして周囲を驚かせます。しかしアシトには毎回それを再現できるだけの技術はなく、はじめは視野の広さに自覚がないほどでした。そんなアシトが、チームメイトとのいさかいやゲームでの数々の失敗から自身の特異性に気づき、武器として昇華させてゆく過程は実に見ごたえがあります。



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まとめ

以上、アオアシの魅力について語ってきました。単行本も今熱い展開が続いており、また、アニメもスタートしました。主題歌を歌う[Alexandros]の疾走感ある歌声も魅力的です。

今後のアオアシにも期待大!



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